食事

「程よい」っていう状態で止めることができません。
全部目の前にあるもの喰い尽くしたくなる。
完璧主義だから？

でも、私自身が完璧主義なのではない。
完璧主義であるように育てられただけだ。
完璧じゃないと許されなかっただけだ。
だから、なんでも完璧じゃないと、なぜか不安だ。
見捨てられるんじゃないかって不安だ。
だって、完璧じゃないと怒ったじゃない、貴女。
ヒステリー起こして叩いたじゃない、私を。

人間、「完璧」なんて有り得ないのに。

そんなこんなで、課題のポスター制作だって
「完璧に仕上げなきゃ」って気が重くて筆を動かす気になれない。

もぉ疲れたよ。
休ませてくれよ。
体力的にじゃない、精神を休めさせてくれ。
緊張しっぱなしなんだ、生まれてから、今日この日まで。

精神が休まるとき………
そんなの、生きてる限り無理なんだろうね。
どこかで焦ってる。
見えないなにかに追い立てられている。



「食べる」ってなんて難しいんだ。
栄養を摂らなきゃいけないのはわかってる。
でも、その質量が怖いんだ。
「太った」って言われることが何より怖い。

心許した人とじゃないと安心して食べられない。
一人で食べてると、やっぱり途中から怖くなって吐いてしまう。
なんて甘えてるんだろう。
でも甘えたいんだよ。
子供に戻りたい。
子供のとき、もっと子供らしい子供でありたかった。
誰か私のために食事を用意して、私に食べさせてくれたらいいのに。
そのくらい献身的に、私を見てほしいんだ。
愛して欲しいんだ。
そしたら「太る」とかそんなこと、恐れないでいい気さえしてくる。

みんな休もうよ。