喰らった

2007年1月12日
「子供らが成長した今だからやっと言えるけど、最初からお父さんが大嫌い」

「あの人の遺伝子なんて残す価値も無い」

「貧乏神や」

「使えない人間」

「あんたをすぐ妊娠してなかったら絶対離婚してた」

「貧乏人は人から同情を得るのが得意よね」

「裏切り者」

「ほんとに苦労させられたわ」

「親の言うことなんでもホイホイ聞いて結婚するもんじゃない」


………もう思い出しきれません。
他にも沢山。

母親から聞く愚痴なんていつものことだけど、今回のターゲットはお父さんか。

ごめんなさいね、生まれてきてしまって。
私が「命」として形になってしまったせいで貴女は不幸なんですね。
でも、よく私を目の前にして「価値が無い」なんて言えますね。
タフで神経の図太い私なら傷付かないと……?
貴女の前ではそういうキャラを演じなきゃ、私は生き延びてこれなかったんですよ。

お父さんもお母さんもどうでもいいですよホント。
私は2人のことが好きなようで心底苦手ですよホント。


涙が零れかけては止んだ。

だって泣いたって仕方がないじゃない。
悲観したって仕方がないじゃない。
生まれてしまった事実は呪っても消えないんだもの。

私が泣いたところで喜ばれる命に変わるわけじゃないんだもの。


ああバカみたい。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索