お腹が空いていた

2007年12月28日
私はいつもお腹が空いていた。

でも、「食べたい」とは言えなかった。
「もっと食べたい」なんて言えなかった。

ただ与えられるものだけ食べた。

だから、吐けない過食症にかかる中学生までは痩せてた。

小6の時の体重は30キロちょっとで。
中2の時の体重は38キロで。

それが…………
中3の冬で49キロ。
高1の夏で55キロ。
悪夢だ。

私の最高体重は62キロ。
そこから慌てて吐くことを覚えた。
吐くことを体得しなかったら、今頃80キロくらいだろうか。

吐かない過食症は地獄だ。
肉体的にも精神的にもなにもかもが。

だけど吐ける様になっても地獄だ。
ただの過食の頃よりも、限界まで詰め込む。(吐けば楽になるから)
そして吐いて、また食べる、吐いて、また食べる。
時間とお金の無駄。
胃にも喉にも優しくない。

どっちにしたって地獄だよ、摂食障害という症状は。

小さい頃からずっとずっと、今の今までお腹が空いている。

食べ物じゃ埋まらないんだよ。

愛で満たしてよ。
見返りを求めない、純粋な愛を頂戴よ。

私は賢いから、見抜いてしまうんだ。
純粋に愛されてないことなんて、昔から知ってる。
わかっている。

そして、
純粋な愛はこの世のどこにも存在してないことも、とっくに知っている。
わかっている。

なのに生きている。
もう自分を誤魔化せるものも、なにもないのに。
どこにもないのに。

なのに、私は生きている。

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